少し前に似たようなことを書きましたが、再度いきます。今後、老害と呼ばれる人間はかなり減っていくだろうという話です。

 ただそれは淘汰されていくということではありません。おそらく50歳前後でほとんどの社員は切られてしまうのではないかと思うのです。そりゃ会社からすれば給料が高いのに行動量が落ち、頭が固くなり、考え方も保守的になっているような社員はいらないでしょう。有能な若い管理職からすれば年上部下なんて単純に扱いにくいでしょうしね。もう50や60で組織に残れるのは一部の経営者だけです。現場のMRなんてよほど卓越した能力と実績がないとまず無理でしょうね。
 
 よく「アメリカではみんなアーリーリタイアを目指す」というのを聞きます。これまで私は「限られた人生を1年でも長く遊んで過ごしたい」という思いなのだと思っていました。でも実際はそうではないようです。アメリカでは次々に転職するのが当たり前だという風潮があると思いますが、それを続けていると当然に歳を取ります。すると中年・壮年には段々いい仕事が回ってこなくなり貧困に陥り地獄のような老後を過ごすことになるそうなのです。それを避けるために一刻も早く金を貯めて労働からオサラバせねばならないというわけです。ポジティブなイメージのあるアーリーリタイアですが、それができなければ中年以降の人生が真っ暗になることが確定するからなのです。

 日本では、正社員の抵抗で解雇規制が完全に撤廃されることは考えづらいです。そうだとすると劇的な雇用の流動化も起こらないでしょう。なのでアメリカほど恐ろしいことになるわけではないと思います。それでも流れとしてはそっちにいきそうですよね。

 私のような怠惰な人間は「仕事ができる・できないに関わらずほとんどの人が50歳くらいで切られるなら、もう仕事なんかしなくていいだろう」と思ってしまうが、むしろ逆ですよね。クビになるまでに稼げるだけ稼いておかないといけないのです。役職定年ならぬ高収入定年が50歳くらいにあるイメージとして捉えるのがいいのかもしれませんね。

 頑張ったからといって来年の年収が倍になるわけではありません。せいぜい手取りでMax50万アップくらいでしょう。それでも、就学前の子ども2人と残り30年以上の住宅ローンを抱えている私です。目先の金を少しでも多く手に入れる以外に選択肢はありません。

 もはや老害にすらなれない世の中が始まっているという事実を認めて頑張るしかありません。
 
 2026年12月31日まであと2,264日。このブログのそもそものコンセプトが否定されていく・・・